同性婚とは、男性と男性、女性と女性の同性同士が結婚することです。
本来は男女のセックスを媒介として結びつく関係を基礎とされるのが「結婚」ですが、同性同士でも男女の夫婦のように性的な親密さを基礎として継続して社会的にも経済的にもパートナーシップを築き、それを維持することはありえます。
そしてそのような関係を、男女の夫婦と同じく、ある種の社会的な承認が付与され、法的な保障や保護が行われる法制度が認められる国も、近代には出てきしました。
日本国ではまだ制度上では認められてませんから、たとえ婚姻届が提出されても受理されません。しかしながら近年、日本でも同性の神前結婚式が行われたことが大きな反響を呼びました。
世界でも様々な論議があり、すでにオランダ、ベルギー、スペイン、カナダ、南アフリカでは制度として認められています。
同性間の関係を法的に認められる場合には、総じて二つの道があります。
一つは、法律上の婚姻の定義をジェンダーレスにする方法です。
「愛情や性的な親密さに基づいた男女の関係」から「愛情や性的な親密さに基づいた両当事者間の関係」と改めて、同性愛の容認で、男女間と差別のない平等権利を認めます。
オランダやベルギーなどはこの方法で、法律上も同性同士の婚姻関係を異性同士の婚姻関係と同等としています。同じように戸籍に記載して、同性カップルの法的な権利を認めているのです。
もう一つは、男女の婚姻とは別枠の制度として、異性結婚の夫婦に認められる権利の全部もしくは一部を同性カップルにも認め、保証するという法律(パートナーシップ法などと呼ばれる)を作る方法です。
デンマークやノルウェー、スウェーデンなど、このような制度をとっています。
先進諸国の少子化や、離婚率の増加と合わせて、現代社会における「婚姻=結婚」の意味と、その制度のあり方が、この同性婚の認知という問題にも問われているように思います。
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