婚姻=結婚の関係にはおそらく、生物的、社会的、法的な定義がそれぞれありえるでしょう。
辞書によれば、「婚姻」の定義として「結婚すること」とした上で、「夫婦間の継続的な性的結合を基礎とした社会的経済的結合で、その間に生まれた子が嫡出子として認められる関係」と書かれています。
語としては、日本では平安時代より用いられてきたと言われていますが、古くは、どちらかといえば「婚姻」の文字の方が多く使われていて、明治時代ぐらいから「結婚」の文字が広く一般的に使われるようになってきたといわれます。
これは、婚姻=結婚が歴史上社会的に古くから認知されていて、近代法によって現代まで制度化されてきた背景があるということです。
動物の「結婚」とは、生殖のためのセックスを媒介にする、雄と雌の関係になります。
人間の場合は、性的な関係を結んでいるだけでは、社会的に法的に「結婚」とは認められません。
法的な手続きをとれば、「結婚」として成立します。
法的な手続き(入籍)はしないでも、社会から「結婚」関係と認知されれば、それも「事実婚」として認められる場合はあります。
それぞれは別の意味でありえますから、入籍、あるいは事実婚と認められていても、稀には、性的交渉のない「結婚」もありえるということです。
また、近年の先進国では結婚を「契約」とする考え方も大きくなっています。その考え方から、ゲイの「同性婚」も受け入れられます。
そう考えてみると、婚姻=結婚とは、誰にも解っているようで、はっきりとした定義の難しい関係かもしれません。
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